旧約聖書:詩編30編2~6節
新約聖書:使徒言行録2章1~13節
説教題:「聖霊と永遠の命」
讃美歌(説教後):讃美歌21-120番
(説教者:武田英夫牧師)
私たちの教会では、最近は聖霊降臨日(ペンテコステ)の前後に逝去者記念礼拝を行うことにしています。今年は、丁度この日に記念礼拝をすることができました。ペンテコステとは主イエスさまが十字架につけられた過越祭の日から50日目にあたる五旬祭のことです。この日、一堂に集まっていた信者の群れに聖霊が降りました。
聖霊は天地が創造された時から、神の霊として居て下さったのですが、特に十字架の死から御復活なさった主イエスさまの代わりとして私達のそばにいてくださるお方なのです。その聖霊に満たされた信者達はガリラヤの人たちなのに、他国の言葉で神さまの偉大な業について語りだしたのでした。
エフェソの信徒への手紙1章14節には「聖霊は私たちが御国を受け継ぐための保証である」と記されています。御國を受け継ぐとは、永遠の命を与えられて、神と共に住むということですから、私達に聖霊が宿っていることは永遠の命の保証が与えられているということです。
私たち一人ひとりに聖霊が豊かに注がれ、主にあって先に召された信仰の先輩達と共に、神さまの前に立ち、主に贖われた者の感謝と喜びの食卓に共に与ることができるようにと祈るものでありたいと思います。